2008年10月26日日曜日

格差社会とワークライフバランスと

少しご無沙汰でした。

最近、「格差社会」「ワークライフバランス」について、身につまされながら考えています。
ま、身につまされているのはずっとですが(^^;、
最近特にその問題性が少しずつはっきり見えてきていて、「知ること」の大事さを思う日々です。

さて、二点ほど、最近読んで参考になったものをば、ご紹介。

まずは、
「週刊東洋経済10月25日号」 おススメです。
「家族崩壊 -考え直しませんか?ニッポンの働き方」
図表がたくさん入り、網羅的で分かりやすく、
日本社会の在り方が、世界各国との比較の中でよく見えます。


(クリックすると目次などの詳細が見れます)

また、
「格差社会を生きる」(杉井静子著 かもがわ出版)
もいい本でした。

著者は弁護士の方で、
大学でジェンダー論も教えておられることから、
学生たちに分かりやすく講義するためにも整理したデータをふんだんに掲載し、
弁護士の体験からも豊富な事例を引きつつ構成された一冊です。


二冊とも豊富な図表を掲載し、労作です。

他にも似たテーマとして、勝間和代さんの「勝間和代の日本を変えよう Lifehacking Japan
も色々気づかされる視点がありました。特に自分は、勝間さんが「公教育の充実」をヴィジョンとしてもっておられることに共感と感銘を受けました。

さて。

この10数年の僕の生活は、障害を持つ二人の家族と共に生きることでアンペイドワークが非常に大きな割合を占めていたことより、
ずいぶんと内心葛藤がありました。
無価値感との闘いというか。

思いの外、自分の中に、「しっかりした収入を得るべし」という男への社会的(家族的)期待からのプレッシャーが根深くあったことや、
昼日中から地域を大根やネギをぶら下げて歩くことを後ろ暗く思ってしまう感覚など、
色々な人から「解放された男性」みたいに見られることもある我が身ですが、
フツーに葛藤したり、自分を「ダメ」に思ってきたりしたものです。

その葛藤を、社会的文脈の中で整理・理解したい、という欲求が最近とみに強くなっています。
「個人の感覚は、社会的な色づけがものすごく影響している」ということを、最近再確認することが多くもちます。

生きてきて苦しんだり葛藤したりしたことは、きっと財産となるもの。
しかし、ほおっておいても原石は原石のまま。
これから、宝の原石(様々な体験)を研磨する作業(理解・相対化)をしていきたいと思っています。

マラソンの有森選手じゃありませんが、
そろそろひとつここで「自分を褒めてやりたい」ものです。
「10数年、よくやってきたじゃあないの」って。
はい。

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