「日本熊森協会」という会の森山さんという会長さんにお会いしてきました。
この会は、通称「熊森」といい、日本最大規模の環境保護団体で、原生林を買い取って守る「ナショナルトラスト運動」や、広葉樹の森の再生、復元等とうの幅広い自然保護活動に取り組んでおられます。
欧米では普通にある会員100万人規模の自然保護団体を目指し、
国を動かし、クマの住める森=豊かな水源、多種多様な生命を養う環境を、力を尽くして守っていこう、
という真剣で純粋な思いに満ちた、素晴らしい会でした。
例えばなんと、会長さんは無償で働いておられるそうです。
理由は、熊森(NPO法人奥山保全トラスト)が保護している土地を、どこかの組織が買収に来た際、「いくらなら売るか?」と大金を見せられても魔がささぬよう、一銭も会長は儲からないことにしておくと判断がぶれない、ということで、取り決めたとのこと。頭が下がりました。
「本当のことしか言わないでおこう」と決めて、この12年間、全く方針はぶれていない、とのこと。
これも感動しました。
そもそもは、中学の理科の先生だった森山さんと、当時中学生だった生徒さん達が、杉・檜の「拡大造林」によって、熊たちが森を追われ、里に下りてきて、害獣として駆除されてきている、ということを知って活動を始め、特に中学生の生徒さんたちが動いて、どんどん大人たちに訴えてゆき、会が作られていったということ。これも本当に感動です。
この会から、「クマともりとひと」という冊子が100円で販売されています。
読みやすく、またすごくいい内容で、ぜひぜひお勧めです。

これも印刷会社の方が、「利益は要らない」ということで、ありえない価格で提供しておられます。
「こういう協力がものすごく集まるのが、熊森のすごさ、不思議さ」と、会長さんもおっしゃっておられました。
熊森には、本当に不思議な魅力があります。
「熊森が日本にある」と思うだけで、僕は一筋の確かな未来への希望を感じます。
現在、熊森では、1266Haの原生林を保有して、保全しておられます。(「NPO法人奥山保全トラスト」という別のNPOで同時にやっておられるようです。)
そして会員数は現在2万人を超えた、とのことです。また、急速に増えつつあるようです。
我が家も「ビックイシュー」で知り、すぐさま会員になりました。
心が本当に晴れ晴れとした出会いをいただきました。感謝でした。
ぜひぜひ、多くの方に知り、賛同を呼びかけたいすばらしい会です。
