かつて「地域通貨」が注目された時がありました。
しかし、最近はかなり鳴りをひそめたかに見えます。
自分も、国立で学生さんが主体になった地域通貨に少し関わりましたが、あまり動かずに終わった経験もあります。
ですが、この不況の中、
自民党すら「政府紙幣」を考えるような状況になっています。
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かつて、1930年代、西ヨーロッパか米国、カナダ、またはメキシコ北部(どれも世界大恐慌の影響が最悪だった場所」では、文字通りいく銭のコミュニティで通貨制度が始められたそうです。(「マネー崩壊」ベルナルド・リエター著、日本経済評論社 P169)
一時けっこう話題になった「ヴェルグル」のスタンプ券も、1931~32年にかけて、人口4500人の内500人が失業中、1000人がすぐにも失業するという状況の中で、さらに200家族は手元に一銭もないというありさまっただったなかからうまれたそうです。
そこで、「エンデの遺言」などでも注目されたシルビオ・ゲゼルの理論が注目され、スタンプ券が発行されたとのこと。(同著 P174)
その取り組みでは、ヴェルグルで発行されたスタンプ券によって、一シリング相当のスタンプ券は、普通の一シリングと比べて12~14倍の雇用を創造した、ということです。
毎月1%分ずつ価値が減っていくという「腐っていくお金」とでも呼べるようなものだったので、「出来るだけ早く使おう」という効果が生まれ、それにより他人に仕事を提供するようになり、スタンプ券を使うアイデアが尽きてくると、人々は早めに税金を払おうとするようになった、ということです。
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さて、これからが、本格的な「補完通貨(地域通貨)」の時代だ、と強く感じる昨今です。
ちなみに最近、自分は全国規模の「レインボーリング」という地域通貨に参加し始めました。
自分の住む地域でも始めたいと思っています。
「つながりの回復」「そのためのしくみづくり」。これが大事だと常々思うこの頃です。
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